まぜのおかオートキャンプ場で徳島の自然を満喫!料金や設備情報は?
若い人からお年寄りまで幅広く楽しめるキャンプ場として人気のある、徳島の「まぜのおかオートキャンプ場」はご存知ですか?夜になれば星空、それに徳島の雄大な自然や川遊びが満喫できることで知られています。今回は「まぜのおかオートキャンプ場」の設備情報や料金に迫ります。

目次
徳島のまぜのおかオートキャンプ場をご紹介
必要な用具を揃えたりいつもとは違った環境に身を置くということが初心者には何かと不便なイメージのあるキャンプ、しかし今回ご紹介する徳島のキャンプ場は家族づれに定評のある、設備もきれいな高規格の場所、夏には川遊びも楽しめるため人が多くなるようです。では、一体どんな魅力がつまったキャンプ場なのか詳しく見ていきましょう。
【徳島】人気のまぜのおかオートキャンプ場とは?
まぜのおかの「まぜ」とは、南から吹いてくる「暖かい風」を表したもの、このまぜのおかキャンプ場が位置する場所は四国、徳島県の最南端です。
徳島県の最南端にあたるこのオートキャンプ場は、オオウナギやホタルの生息する美しい海部川の流れる「海陽町(かいようちょう)」に位置しています。
「海岸国定公園」にも指定され青い海に面した「海陽町」はマリンレジャーのスポットとしても人気が高く、小高い丘から太平洋を眺めることのできる人気の場所です。
そんな大自然の恵に囲まれたまぜのおかオートキャンプ場周辺には海水浴場の他、広くてゆったりとした公園や池、温水プール、神社があるのが特徴です。
ここは地元の町民と、観光やキャンプで訪れる県外からの観光客同士のふれあいもある場所、キャンプ場としての機能だけでなく「体験型観光」の拠点としても知られています。
また、徳島のまぜのおかオートキャンプ場では旬の食材や海の恵が簡単に手に入り、黒潮の影響で降水量は比較的多めですがとても温暖で、天気や湿度にも恵まれています。
「海陽町」エリア内では町営のバスが運行していますが、JR牟岐線(むぎせん)と阿佐海岸鉄道(あさかいがんてつどう)共に本数が少ないため車が主な移動手段となります。
まぜのおかオートキャンプ場のおすすめポイント
徳島のまぜのおかオートキャンプ場のある場所や特徴が把握できたところで、引き続き徳島のまぜのおかオートキャンプ場のおすすめポイントや魅力も見ていきましょう。
まず1つ目のおすすめポイントはやはり、太平洋の絶景を見渡すことのできる自然豊かなロケーションです。
川遊びの楽しめる川や、魚釣りのできる海、空気の美味しい木々や緑の中でのキャンプとなるため山の中や湖のほとり、河原で行うキャンプとはまた違った絶景が目の前に広がります。
自然豊かなロケーション
壮大な公園のような緑にも囲まれたこのキャンプ場付近には、温水プールや大型公園、野球場やテニスコートなどの複合施設が充実していて、子連れの方でものびのびと過ごせる広さとなっています。
キャンプ場から見渡せるのは真っ青な大海原、ここは小高い丘の上に位置したキャンプ場になるため見晴らしもよく、ロケーションも格別です。
川遊びや海岸でのマリンスポーツ、釣りなどを楽しみたいと思っている方にも便利な場所で、トイレやシャワー、炊事場などがまだ新しく管理が行き届いていて清潔です。
日帰りでバーベキューも楽しめる
徳島のまぜのおかオートキャンプ場はアクティビティだけでなくさらに日帰りでバーベキューを楽しみたいと思っている方にも人気があるのでおすすめです。
キャンプ場から車で5分のところにはコンビニやショッピングセンターが用意されているので、手ぶらに近い状態もしくは少ない荷物でもバーベキューが楽しめます。
炭は別売り、または各自持ち込みとなりますがバーベキューテーブルが4時間780円の料金で貸し出されていて、バーベキューハウスやカマドも設置されています。
徳島のまぜのおかオートキャンプ場の敷地内には、体育館やイベント広場を始め多目的室や和室、駐車場やコテージ、キャンピングカーサイトなどもあります。
まぜのおかオートキャンプ場の滞在方法
それでは、徳島のまぜのおかオートキャンプ場敷地内にあるキャンプサイトでの滞在方法やコテージの滞在方法などもまとめてご紹介していきます。
徳島のまぜのおかオートキャンプ場やコテージを利用する際には予約が必要となるので、利用される方は3ヶ月前からの電話予約または公式サイトからのオンライン予約が可能です。
このキャンプ場には水道が4箇所に設置されていて、食器セットやバーベキュー用具などのレンタルも行われています。
また、自販機や売店もあるので初心者の方にも便利、管理人が24時間宿泊し在住している場合もあるので安心です。
管理人の在住するところで受付を済ませた後は、キャンプサイトへ向かいテントを設営します。その後寝床の準備などを行ったり、夕方になれば炭火の準備をはじめます。
キャンプ
ここではキャンプサイトを利用する際、地面の上で直接焚き火を行うなどの「直火」と花火が禁止されていますがペットはリードにつないでいれば入場可能です。
直火は不可にするキャンプ場が多いですが、これはゴミを燃やす方や燃えない薪を放置して帰る方が多くなってきたためです。
キャンプ場にはオートサイトが52区画、フリーサイトが45区画、トイレが3箇所、シャワーが12箇所用意されています。
オートサイトは区画がはっきりと決められているので、サイトまで車で入っていき車のすぐ横にテントを張ることができます。
現在主流になっている近代的な滞在方法がこのオートサイトで、離れた場所まで荷物を運ぶ必要がないというメリットがあります。
区画やサイト内にAC電源や水道、流し台が設けてある場合はその場で調理も可能、サイト料金はフリーサイトに比べ割高ですが、快適で設備のととのったキャンプがすきな年配の方やお子様連れの方にはおすすめです。
一方フリーサイトは、エリア内であればどこでも自由にテントやタープを張ることが可能なため、若い方のグループキャンプや大型のテントを使用する方、広々とした空間を確保したい方におすすめです。
料金はオートサイトに比べ割安ですが、車はサイト内ではなく駐車場に停めなくてはならず荷物を持ち運ぶかたちの滞在方法となります。
またサイト内に水道の設備やAC電源の設備がないフリーサイトも多いため、他のキャンプグループとこれら設備や流し台などを共同で使用することもあります。
コテージ
コテージとは、一棟ずつが独立した宿泊施設になっていて木材や板材などを使用して建てられたスペース、ペットは不可の施設です。
ロッジやログハウスと呼ばれるものもあり、内装や外観は貸別荘のような雰囲気を醸し出しているのが特徴です。
コテージ内部には部屋が1つではなく複数の部屋があるのが特徴で、様々な種類のコテージが存在しそのタイプにより料金も異なります。
徳島のまぜのおかオートキャンプ場には通常のコテージが10棟、住宅型コテージ2棟、仮設住宅型コテージが2棟、復興住宅型コテージ1棟が用意されています。
設備はキッチンやお風呂、トイレにベットなど必要最低限の家具はすでに設置されているため連泊や長期滞在する方におすすめの滞在方法です。
まぜのおかオートキャンプ場での過ごし方
日が暮れ夕食の時間になれば、キャンプの醍醐味であるバーベキューの時間です。匂いや煙りが気になるため自宅では中々できない、炭を使用しての本格バーベキューが楽しめます。
仮にバーベキューに使用する炭や着火剤、紙皿類やアルコール、飲み物や菓子類などを持参し忘れたとしても、キャンプ場の売店や自動販売機で購入できるので心配はいりません。
食材などはキャンプ場で売られていないため離れた場所へ買い出しに行くか、前もって全て準備しておくのがおすすめです。
また、朝や午前中川や海に遊びに行き釣っておいた魚を調理しバーベキューの食材として使用するのも人気が高くおすすめです。
バーベキュー
炭火をおこす作業には、テントを張るときと同様火をおこし始めてから食材を焼き始めるまで人により30分から1時間ほどの時間が必要です。
炭火をおこすときに使用する人気の炭としては「黒炭」や「オガ炭」などがあり、火の着きやすさや火持ちの良さで炭を選ぶのもおすすめです。
火をおこす際には「火起こしつぼ」を持参したり、事前に太さの異なる「乾燥した枝」やちぎった新聞紙を用意しておくのも良いでしょう。
中には上手くいかず火がなかなかつかない状態になる場合もあるので、そんな時はキャンプ場スタッフや周りのキャンパーに相談してみるのがおすすめです。
キャンプ場のバーベキューハウスを使用せず、8人がけのバーベキューテーブルを借りる、またはバーベキューグリルを持ち込む方は、食事の準備担当とテーブルチェア担当、火を担当する方で作業を分担するとスムーズです。
海、川遊び
徳島のまぜのおかオートキャンプ場から車で5分ほどの距離に「快水浴場100選」に選ばれた大砂利海水浴場があります。
車でほんの少しキャンプ場から離れただけのエリア内でも川遊びや海水浴、レジャーが楽しめる施設が点在しています。
近くの川や漁港まで足を運んで見ることで、川遊びや釣りが楽しめるスポットも数多く存在することに気がつきます。
キャンプ場のある「海陽町」には、塩田川上流に大小様々な滝が見られる四国一の大滝、轟の滝(とどろきのたき)があります。
この「海陽町」にある滝や鍾乳洞を観光したりして過ごすのも良いですし、川の下流では持参した道具で川遊びや魚釣りを楽しむことができます。
また「海陽町」にある海部川の支流である母川はウナギの生息地として知られ、川遊びや釣りの他、夜には美しいホタルの舞を見ることができます。
日本の「白砂青松100選」にも選ばれた「海陽町」の大里松原海岸という場所は、アカウミガメの産卵地として知られる美しい海岸線です。
川遊びや海遊びに疲れたら、ここで沈みゆく夕日やどこまでも続く美しい海岸線のオーシャンビューを堪能することができます。
まぜのおかオートキャンプ場の料金
近くで川遊びや海遊びが気軽に楽しめる人気の高いまぜのおかキャンプ場では、施設維持費デイ料金として高校生以上が1泊830円、小・中学生が1泊410円かかります。
日帰りのデイキャンプまたは、バーベキューテーブルのみ使用する場合の料金は高校生以上が400円、小・中学生が200円かかります。
AC電源なしのキャンプサイトに入る場合の料金は3000円ですが、 AC電源ありのキャンプサイトに入る場合の料金は3500円です。
水道・排水溝・電源付きのキャンピングカーサイトは1区画6180円、区画半分の料金は3180円となっています。
広場サイトAの宿泊料金は1600円、日帰りは800円です。広場サイトBの宿泊料金は1030円、日帰りは510円となっています。
コテージの施設維持費は高校生以上が1泊800円、小・中学生は1泊400円です。定員5名の通常コテージの料金は12560円、定員7名から8名の住宅型コテージの料金は17310円、仮設住宅型コテージの料金は7320円です。
まぜのおかオートキャンプ場を利用した人の感想
まぜのおかオートキャンプ場を利用したことのある方の感想では、ソロキャンパーでも大人数キャンプでもゆったりとした安全なキャンプが楽しめるとのことでした。
サイトの広さも100から200平方メートルの広いサイズで確保されていて浅川湾を見下ろす高台からのロケーションが良いとの評判です。
豊かな自然だけでなく、レジャー施設やスポーツ施設も充実しているためそれらを生かしたスポーツ合宿やゼミ合宿にも人気が集まっているようです。
キャンプ場には広々とした緑豊かな芝生と南国をイメージした木々が植えられ、温水プールや運動公園、ローラー滑り台も近く、体を思い切り動かせるので小さい子供にも人気があるとの感想です。
まぜのおかオートキャンプ場へのアクセス
東京から徳島まで新幹線でのアクセスは、東京駅発のJR東海道新幹線のぞみ「広島行き」が便利です。
新神戸で下車したらそこから徒歩4分でANAクラウンプラザ神戸に着くので、高速バスハーバーライナー「徳島駅行き」に乗車します。
2時間で徳島駅に到着するのでそこから徒歩3分で徳島へ向かいます。所要時間は5時間14分、乗り換えは1回、運賃は17820円です。
東京と徳島間を走る高速バスのみを使ってアクセスされる方には「ドリーム徳島号」や「KOTOBUSS EXPRESS」が便利です。所要時間は9時間ですが、運賃は5200円と5400円と割安です。
羽田空港から徳島まで飛行機でアクセスされる方は、ANAまたはJALが便利です。ANAの便は1日に4本、JALの便は1日に7本運行しています。
片道の普通運賃は約35000円ですが、シーズンオフである5月または6月、55日前予約や75日前予約を利用することで10800円または9900円で飛行機を利用することも可能、所要時間は70分です。
JR徳島駅からキャンプ場のある海部郡「海陽町」までのアクセスは、まずJR四国の鉄道路線である牟岐線(むぎせん)で阿波海南行きに乗車します。
所要時間は2時間、運賃は1660円です。徳島駅から29個目の駅であるJR海部駅で下車すると魚火の森キャンプ場に着いてしまうので、27個目の最寄り駅「浅川駅」で下車します。
「浅川駅」からキャンプ場までは国道55号線と川を超え、東泉寺や江音寺のある東の方角へ進んで行きます。
すると公衆トイレや充電スポットが見えてくるので、その充電スポットと海南B&G海洋センターの間にあるのがまぜのおかオートキャンプ場です。
徳島市内からキャンプ場まで自家用車でのアクセスは約1時間半、「鳴門IC」から国道11号線を徳島市内へ南下、徳島市内から国道55線に合流し、道なりに55号線をさらに南下していきます。
「海南町」まで入れば1つ目の信号「三叉路」にオートキャンプ場までの看板が出てくるので、その通りに進んでいきます。
住所 | 徳島県海部郡海陽町浅川字西福良43 |
電話番号 | 0884-74-3111 |
人気のまぜのおかオートキャンプ場を利用してみよう!
子供や家族づれに人気のまぜのおかオートキャンプ場での過ごし方、キャンプ場周辺で楽しめるおすすめの川遊びや海遊び、施設情報やアクセスをご紹介してきました。まぜのおかはJR浅川駅から徒歩約20分、無料の駐車場もあり午前8時から午後9時まで年中無休のキャンプ場となっているため、ぜひ気軽に利用してみてください。
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