ほたか牧場キャンプ場は標高1500Mにある絶景スポット!料金や設備は?
日本百名山の武尊山の麓には、絶景スポットが魅力のほたか牧場キャンプ場があります。今回は、そんなほたか牧場キャンプ場の魅力をたっぷり紹介します。人気のポイントや周辺のおすすめスポット情報はもちろん、料金や設備やアクセスについてもチェックしましょう。

目次
群馬県のほたか牧場キャンプ場をご紹介
群馬県の片品村に、牧場併設のキャンプ場があります。ほたか牧場キャンプ場は、群馬の誇る日本百名山の麓にあるキャンプ場です。
今回は、群馬県のほたか牧場キャンプ場をご紹介します。標高1500Mにある絶景スポットであり、美しく整備されたトレッキングコースが魅力のキャンプ場になっています。
ほたか牧場キャンプ場のおすすめシーズン
ほたか牧場キャンプ場のおすすめのシーズンは、なんと言っても夏です。標高の高いほたか牧場キャンプ場は、場内にたくさんの白樺があります。
標高が高いうえに木陰がたくさんあるので、避暑地として利用する人も大勢います。夏なのに10℃を下回ることもめずらしくなく、涼しい環境でキャンプが楽しめるとあって夏場が人気です。
ほたか牧場キャンプ場の人気の設備
ほたか牧場キャンプ場の人気の設備について確認しておきましょう。ほたか牧場キャンプ場とは、50のテントサイトと11のオートサイト、そして31棟のログハウスからなるキャンプ場です。
その他の設備としてジンギスカンハウス、そしてほたか牧場キャンプ場で人気のトレッキングコースなどで構成されており、ほたか牧場キャンプ場で快適に過ごすのになくてはならない設備ばかりとなっています。
テントサイト
ほたか牧場キャンプ場のテントサイトの数は50が目安です。フリーテントサイトとなっており、白樺に囲まれていることもあって暑い時期でも木陰に隠れて快適に過ごすこともできます。
もともと標高1500Mの場所に位置するほたか牧場キャンプ場なので、夏以外の時期は防寒対策が欠かせません。夏でも気温10℃を下回ることもめずらしくないので、簡単な寒さ対策だけでもしておくことをおすすめします。
テントサイト利用者専用駐車場がサイトのすぐ裏にありますので、荷物の持ち運びはそれほど苦になりません。テントサイトには展望台が設置されており、展望台からは周囲の山々を見渡すことができます。開放感抜群で宿泊料金が安いのが、テントサイトで宿泊することの人気の秘密となっています。
ログハウス
ログハウスはA棟とB棟とC棟の3種類に分かれています。3種類のログハウスはロフトの有無を除き、基本的な設備は同じになります。
どの棟にも電源(コンセント)が用意されていて、もちろん電気照明もあります。ただし専用のトイレとキッチンはありません。
A棟は4名から5名の家族向けログハウスとなっており、まるでツリーハウスのような見た目が特徴です。ロフト付きということもあって、まるで秘密基地のようなワクワク感が楽しめます。
B棟は3つのログハウスの中でもっとも大きなタイプです。8名でゆったり過ごせる大人数用ログハウスとなっており、ロフトが付いていることはもちろん天井の高さが印象的です。ロフトも含めると10畳ほどの広さがあるので、わいわい過ごすのに最適です。
C棟は6名ほどが過ごすことができる一階建てのログハウスです。階段がない分、子連れ利用にもおすすめのタイプとなっています。テラスが用意されたタイプも用意があります。
オートキャンプサイト
オートキャンプサイトは11区画が要されており、白樺の木陰が心地よいポイントがいくつかあります。そのため、夏場の暑い時期に重宝するでしょう。木陰に車を隠すことができれば車内温度の上昇を防いでくれることなどもあり、一層快適に過ごせます。
電源(コンセント)付きのサイトは11区画中4区画となっています。車で乗り入れることのできるオートキャンプサイトは、荷物の持ち運びがとても楽なので人気があります。たくさんの荷物がある人、テントで宿泊したい人はオートキャンプサイトを利用することをおすすめします。
ジンギスカンハウス
ジンギスカンハウスとは、ほたか牧場キャンプ場のレストランのことを指します。単に食事をするだけのグルメスポットではなく、ジンギスカンのテイクアウト販売も行っています。
買い出しに行かなくても現地でバーベキューの食材が揃うというのは嬉しいポイントではないでしょうか。ほたか牧場キャンプ場のジンギスカンハウスは、150名が一度に利用できる屋根付きバーベキュー場を併設しています。
手ぶらでバーベキューを楽しめるだけでなく、雨の日も快適にバーベキューをすることができます。もともとレストランであるジンギスカンハウスでは麦豚カルビ丼や夏野菜カレーや山菜うどんといった、群馬県ならではの食材をたっぷり使用したグルメも味わうことができます。
単品や定食でジンギスカンやバーベキューを注文することも可能です。ソロキャンプでほたか牧場キャンプ場に訪れている人にもおすすめします。
また、牧場グルメに欠かせない定番人気のソフトクリームが買えるのもジンギスカンハウスです。そんなほたか牧場キャンプ場の営業時間は10時から16時です。ジンギスカンやバーベキューセットをテイクアウトするには事前予約が必要になります。
トレッキングコース
ほたか牧場キャンプ場の魅力を語るうえでトレッキングの存在は欠かせません。ほたか牧場キャンプ場のテントサイトのすぐ裏にはトレッキングコースが広がっており、すぐにでもトレッキングに挑戦できる環境になっています。
大きく分けて4種類のトレッキングコースが用意されています。難易度が分かれており、気軽に挑戦できる初心者や子連れ向けのトレッキングコース、武尊山の山頂を目指す本格的なトレッキングコースも楽しめます。
2km周遊コース
三合平ピクニック緑地周辺の整備された湯歩道を一周する人気のトレッキングコースです。4種類のトレッキングコースのなかでもっとも難易度が低く、コースタイムは30分が目安です。
特別な装備も必要なく、子供と一緒に気軽にトレッキングが楽しめるとあって幅広くおすすめすることができます。人気の理由は、季節の花や美しい池に生息するモリアオガエルに出会えるなど、空気の良い高原ならではの開放感が味わえるから。途中に東屋で休憩できるポイントもあります。
4㎞周遊コース
うっそうとしたブナの木々の間をトレッキングするコースです。90分で一周できるコースですが、意外なことに関東でもっとも大きなブナ林に入るコースでもあります。
抜群の雰囲気のなか安全にトレッキング楽しめるとあって人気があります。起伏があまりないので初心者におすすめのコースとなっています。危険個所はありませんが薮もあるため、袖の長いシャツやズボンなどの装備を用意することをおすすめします。
10km周遊コース
トレッキングシューズはもちろんレインコートなどの装備も必要になるコースです。4時間ほどの時間をかけて花咲湿原や武尊田代湿原などの美しいスポットを巡ります。
武尊山には登らずコース自体は起伏があまりないので、トレッキングに慣れた人から人気があります。美しいワタスゲに出会える湿原を巡り、トレッキングの醍醐味でもある沢渡りを楽しみましょう。
武尊山登山
武尊山の主峰である沖武尊を目指すトレッキングコースです。4種類のトレッキングコースのなかでもっとも難易度が高く、7時間ほど時間をかけて下山します。沖武尊は標高2158Mなので、レインコートやトレッキングシューズはもちろん防寒対策も必要です。
鎖場があるので登山に慣れた人におすすめのコースと言えるでしょう。素晴らしい展望を持つことで知られる武尊山の山頂の美しさは、目を見張るものがあります。
ほたか牧場キャンプ場の予約方法
ほたか牧場キャンプ場の予約方法をご紹介します。ほたか牧場キャンプ場の予約方法は基本的に2種類です。オンライン予約と電話予約でキャンプ場の予約をすることができるようになっています。
オンライン予約をする場合、公式ホームページのWEB予約システムからほたか牧場キャンプ場フィールド会員としてログインする必要があります。一度登録すれば次回から簡単に予約することができます。
電話予約をする場合、営業時間内にほたか牧場キャンプ場の予約方法に直接電話をします。営業時間や電話番号については後ほどご紹介します。
ほたか牧場キャンプ場の利用料金
ほたか牧場キャンプ場の利用料金の目安をご紹介します。フリーサイトの宿泊料金は、 1泊のサイト整備料込みで大人1,200円、子供1,000円です。日帰りキャンプの利用料金の目安は大人800円、子供500円になります。
3種類のタイプがあるログハウスですが、宿泊料金はどれも同じです。3歳以上なら3,500円の宿泊料金で統一されています。
オートキャンプサイトは電源(コンセント)の有無によって料金が異なります。4つある電源(コンセント)付きのサイトなら1区画1泊の料金が7,000円、電源なしのサイトなら6,000円です。
なおほたか牧場キャンプ場では、一回の利用につき大人200円、子供100円の環境整備費が発生します。料金の支払いは現金のみ利用することができます。
ほたか牧場キャンプ場の営業期間・定休日
ほたか牧場キャンプ場の営業期間・定休日をご紹介します。ほたか牧場キャンプ場の営業期間の営業時間は8時から17時です。
電話で予約する場合は、8時から17時の間に電話するようにしましょう。定休日は、10月中旬から5月中旬の冬季期間のみです。その他のシーズンは基本的に無休で営業しています。
ほたか牧場キャンプ場のアクセス方法
ほたか牧場キャンプ場のアクセス方法を見ていきましょう。ほたか牧場キャンプ場は秘境にあるキャンプ場だけに、初見でアクセスするなら目安だけでも知っておくと良いでしょう。ここでは、車でアクセスする場合と公共交通機関でアクセスする場合の2パターンをご紹介します。
車でアクセスする場合
ほたか牧場キャンプ場のアクセス方法をご紹介します。おすすめは車でのアクセスです。ほたか牧場キャンプ場は車でアクセスする場合、沼田ICから45分ほどでアクセス可能です。
東京方面からのアクセスの場合は120分、宇都宮方面からのアクセスの場合は150分、水戸方面からのアクセスの場合は190分が目安になります。
ほたか牧場キャンプ場には利用者専用の駐車場があります。サイトのすぐ裏に駐車場があるので、オートキャンプサイト以外の利用者は駐車場に駐車するようにしましょう。ただし、土日祝に日帰りで登山をする場合は二合平駐車場に駐車しましょう。
公共交通機関でアクセスする場合
ほたか牧場キャンプ場で公共交通機関でアクセスする場合、比較的近い駅で一度下りてタクシーなどの移動手段を使ってアクセスする必要があります。その場合の目安をご紹介します。
東京駅からほたか牧場キャンプ場に向かう場合、ほたか牧場キャンプ場までの所要時間は155分が目安です。上越新幹線に乗り上毛高原駅を目指し、上毛高原駅に到着したら80分ほどの時間をかけてほたか牧場キャンプ場に向かいます。
上野駅からの場合、ほたか牧場キャンプ場までのアクセスの商用時間は190分が目安になります。上越線の特急で沼田駅まで行くことができますので、沼田駅で下車後タクシーで60分が目安です。
住所 | 群馬県利根郡片品村花咲2797-2 |
電話番号 | 0278-58-3757 |
ほたか牧場キャンプ場周辺のおすすめスポット
ほたか牧場キャンプ場周辺のおすすめスポットをご紹介します。緑豊かなほたか牧場キャンプ場の周辺には、尾瀬国立公園をはじめとする人気スポットがいくつもあります。釣りや温泉が楽しめるスポット、そして車での所要時間の目安も併せてご案内しますので、ほたか牧場キャンプ場に訪れる時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
尾瀬国立公園
説明不要の大人気スポット、尾瀬国立公園はほたか牧場キャンプ場から車で90分ほどの場所にあります。
群馬をはじめとする3県をまたぐ尾瀬国立公園には、浄蓮の滝やミズバショウといったシンボルだけでなく、燧ケ岳やアヤメ平といった知る人ぞ知るスポットも集結しています。
川場フィッシングプラザ
群馬の誇る日本百名山である武尊山の麓にあるフィッシングセンターです。ルアーやフライなど本格的な釣りが楽しめるだけでなく、バーベキューも楽しむことができます。ほたか牧場キャンプ場の周辺にはほかのおすすめ釣りスポットがありますが、川場フィッシングプラザは車で40分と比較的近くにあります。
老神温泉
ほたか牧場キャンプ場から車で20分の場所に、ほたか牧場キャンプ場から最も近い温泉施設である花咲の湯があります。しかし、すこし足を延ばすと群馬の名湯である老神温泉に行くこともできます。
ほたか牧場キャンプ場から老神温泉まで車で40分ほど、群馬の隠れた名湯と呼ばれる老神温泉で日帰り入浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。近くには群馬を代表する人気スポットの一つ、吹割の滝もあります。
ほたか牧場キャンプ場の多彩な自然を楽しもう
群馬県のほたか牧場キャンプ場は、絶景スポットで人気のキャンプ場です。テントだけでなくログハウスで宿泊することもでき、涼しく過ごすことができます。
周辺にたくさんの人気スポットもあるほたか牧場キャンプ場で、多彩な自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。