くにの松原キャンプ場を徹底解説!設備情報や予約方法・楽しみ方は?
くにの松原キャンプ場は鹿児島県の大隅半島にある人気キャンプ場です。松林と海岸に囲まれた自然豊かなキャンプ場で、海水浴、潮干狩り、釣りなどが満喫できます。くにの松原キャンプ場の魅力や施設情報、予約方法などをご紹介しましょう。

目次
鹿児島のくにの松原キャンプ場をご紹介
くにの松原キャンプ場は、鹿児島の日南海岸国定公園内にある人気キャンプ場です。鹿児島県大崎町の町営キャンプ場で、格安の料金で利用できるため人気を集めています。
志布志湾に沿って約10キロものクロマツの林が続く景勝地「くにの松原」にあり、目の前の海岸はウミガメが産卵にやってくることでも有名です。海と松林に囲まれた自然豊かなキャンプ場で、潮干狩りや海水浴、夏限定の屋外プール、釣りなどが楽しめます。
くにの松原キャンプ場にはオートキャンプサイトとフリーテントサイトの他、バンガローもあり、キャンプ初心者も安心して宿泊できるのが魅力です。今回は鹿児島の人気スポット、くにの松原キャンプ場の施設情報やアクセス、予約方法についてご紹介しましょう。
くにの松原キャンプ場は釣りキャンパーにもおすすめ
鹿児島のくにの松原キャンプ場から駐車場を抜け小道を通ると、大崎海岸に着きます。大崎海岸は潮干狩りや釣りができる鹿児島の人気スポットです。潮干狩りや釣りを目的に、くにの松原キャンプ場を利用する人も多くいます。
菱田川の河口にあり、投げ釣りで春から秋はキスやイシモチ、冬はカレイなどの釣果が期待できます。また菱田川の釣り場では夜釣りでウナギが狙えます。その他にもルアーでヒラメ、マゴチ、シーバスなどの釣りが楽しめます。
キャンプ場が近いので、親子で釣りを楽しむのにもおすすめです。また子供たちが潮干狩りをしている間に、お父さんやお母さんが釣りをするのもいいでしょう。釣りあげた魚をバーベキューにして食べることもできます。
くにの松原キャンプ場の人気スポット・設備
それでは、ここからは鹿児島の人気キャンプ場、くにの松原キャンプ場の施設情報についてご紹介します。くにの松原キャンプ場には、フリーサイト、オートキャンプサイト、コテージの3つのサイトがあります。
設備として、トイレ、シャワー、炊事場、遊具があります。きれいに整備されていて快適に過ごせるため、キャンプ初心者にもおすすめです。
フリーサイト
最初にご紹介する鹿児島のくにの松原キャンプ場の人気サイトは、フリーテントサイトです。テントサイトは海岸近くの松林になり、潮風が吹き心地よい空間となっています。フリーサイトはAC電源の設備はありません。
フリーサイトは5名まで利用でき、テント1張りとタープ1張が設営できる広さがあります。また各区画につき車1台まで乗り入れができます。駐車スペースとテントスペースは少し距離がありますが、駐車場に車を停めるよりは近く、荷物を運ぶのに便利です。
フリーサイトの地面は砂地で、ペグが打ちやすくなっています。海岸は風が強く吹くことがありますが、しっかりとペグが打てるので安心です。
オートキャンプサイト
続いてご紹介する鹿児島のくにの松原キャンプ場の人気サイトは、オートキャンプサイトです。オートキャンプサイトはAC電源が使えるので、キャンプ初心者やファミリーにおすすめです。
また、オートキャンプサイトはフリーサイトよりも区画が広く、テント1張とタープ1張を設営しても余裕があります。定員は5名で、5名以上の利用やテントを2張する場合は区画の追加が必要です。隣の区画と距離があるので、プライベート感を大切にしたい方にもおすすめです。
オートキャンプサイトはBとDの2つのサイトがあり、区画の中に固定テーブルが設置されています。駐車スペースは1台分で、それぞれの区画に横づけできるので人気があります。
バンガロー
続いて、鹿児島のくにの松原キャンプ場のバンガローについてご紹介します。バンガローは電源付きできれいに整備されていて、子連れやキャンプ初心者にも人気があります。
くにの松原キャンプ場のバンガローは、国産の丸太を使ったロフトタイプのバンガローとなっています。4人用・6人用・8人用の3タイプがあり、それぞれキッチン、ユニットバス、トイレが完備されています。
夏はエアコン、冬はストーブが入り、1年中快適に過ごせます。また、寝具、コンロや炊飯器、フライパンなどの調理器具、皿やスプーンなどの調理器具などが用意されていて、最低限の荷物で宿泊ができるのもおすすめのポイントとなっています。
4人用バンガローは新しく作られたバンガローで少し離れたエリアにあります。夜は静かに過ごしたいカップルやファミリーに人気があります。東向きなので朝日が入り、目覚めがいいという口コミもあります。
4人用バンガローにはスノーピークのテーブルとチェアがあり、バルミューダの電気ポットや薄型のカセットコンロなどが置かれています。ロフトは秘密基地のようになっていて、子供たちに人気があります。
炊事場
鹿児島のくにの松原キャンプ場には、広々とした炊事場があります。炊事場は2か所あり、どちらもきれいに整備されています。
炊事場には屋根が付いているので、天気が悪い日でも安心です。水道の反対側に作業台があり、食材を切ることができます。またコンロや網などを洗う流し台もあります。
シャワー・トイレ
鹿児島のくにの松原キャンプ場には数か所にトイレがあり、いずれも掃除が行き届いているので、子供や女性も安心して使えるのでおすすめです。管理棟1階のトイレは洋式温水洗浄便座になっているので、冬でも温かく使うことができます。
バンガローにはユニットバスが付いていますが、テントサイトに宿泊する人はコインシャワーを使用するのがおすすめです。コインシャワーは100円で5分間使用できます。シャンプーや石鹸は用意されていないので、持参するようにしてください。
遊具広場
鹿児島のくにの松原キャンプ場には遊具広場が2か所あり、小さな子供たちに人気があります。中でも管理棟の裏には木造の大型遊具が作られていて、滑り台やターザンロープもあり、子供が飽きずに遊ぶことができます。
もう一つの遊具はフリーサイトとオートキャンプサイトの間にあります。木造の高い塔のようになった遊具で、年齢の高い子供たちにおすすめです。
夏期(7月1日〜8月31日)は、屋外プールがオープンします。プールの大きさは全長50メートル・幅20メートルで、スライダーもあり、子供たちに大人気です。
くにの松原キャンプ場はデイキャンプとしても利用できるので、遊具やプールで遊びながらバーベキューを楽しむ人もたくさんいます。
くにの松原キャンプ場の利用料金・予約方法
くにの松原キャンプ場を利用したい方のために料金と予約方法をお知らせします。まず料金ですが、くにの松原キャンプ場はバンガロー、オートキャンプサイト、フリーテントサイトによって料金が異なります。
くにの松原キャンプ場のバンガローの利用料金は4人用8,800円、6人用13,100円、8人用17,300円で、定員を超えた場合追加料金が必要となります。
オートキャンプサイトの利用料金は2,630円、フリーテントサイトの利用料金は1,050円です。またソロキャンプ用のツーリングキャンプサイトの利用料金は550円となります。
テントサイトは1家族につき1サイトが基本です。2家族以上で利用する際は、必要な数のサイトを予約してください。1サイトにつきテント1張りとタープ1張が設営できます。
またデイキャンプの利用料金は、オートキャンプサイト1人210円、フリーテントサイト1人110円です。その他の料金として、温水シャワー1回5分100円です。町営プールの料金は大人・子供とも1回210円で、3歳以下無料です。
続いてくにの松原キャンプ場の予約方法についてお知らせしましょう。予約は、公式サイトからオンラインで受け付けています。初めて予約をする際は利用者登録が必要となります。
また、予約後のキャンセルや変更もオンラインで行ってください。予約をキャンセルする場合は、キャンセル料がかかる場合があります。予約は、利用する日の3か月前の1日から受け付けています。
くにの松原キャンプ場の口コミ情報
ここからは、鹿児島のくにの松原キャンプ場の口コミ情報をご紹介します。口コミをチェックしておくと、キャンプ場の施設や雰囲気が分かるので、キャンプ場を予約する際は口コミを確認するのがおすすめです。
くにの松原キャンプ場に対しては、高い評価の口コミが多く寄せられています。くにの松原キャンプ場は料金が安く、ソロキャンパーやファミリーなど多くの人から「利用しやすい」という口コミが寄せられています。
またくにの松原キャンプ場は松林に囲まれ、海が近く、自然が満喫できるキャンプ場として人気があります。スタッフの対応もよく、キャンプ場はきれいに整備されているため、「また利用したい」という口コミを寄せる人がたくさんいます。
ゴールデンウィークや夏休みの期間中は大変混雑するという口コミがありますが、時期をずらせば静かにゆっくりと楽しめるという口コミも多く見られます。近くにスーパーやコンビニ、温泉などがあり、アクセスも便利なため、子連れファミリーにもおすすめです。
くにの松原キャンプ場のアクセス方法
くにの松原キャンプ場は、鹿児島中央駅から車で約1時間45分の場所にあります。垂水港からは約30分、志布志港からは約10分です。公共交通機関でのアクセスは不便なので、車でアクセスするのがおすすめです。
くにの松原キャンプ場のアクセスは、東九州自動車道大崎ICから5分です。鹿屋市からは国道220号を志布志方面へ約30分ほど進み、田原川を越えたところに看板があるので右折してください。看板から3分ほどでキャンプ場に着きます。くにの松原キャンプ場には収容台数約100台の専用駐車場があり、無料で利用できます。
住所 | 鹿児島県曽於郡大崎町益丸226-1 |
電話番号 | 099-476-3611 |
くにの松原キャンプ場周辺のおすすめスポット
くにの松原キャンプ場の周辺には観光スポットや日帰り温泉施設があります。ここからは、くにの松原キャンプ場を訪れたら立ち寄ってみたいおすすめスポットをご紹介します。レジャー施設、公園、立ち寄り温泉の3つのスポットをご紹介しますので、キャンプ場を訪れた時に立ち寄ってみてください。
志布志湾大黒イルカランド
志布志湾大黒イルカランドは志布志湾に面した、イルカと遊べる体験型のレジャー施設です。バンドウイルカを飼育しており、ダイナミックなイルカショーを楽しんだり、イルカと一緒に泳ぐ体験をしたりと、1日たっぷりと遊べます。
ペンギンやウミガメのエサやり体験やポニー乗馬などもでき、動物が好きな子供たちにぴったりのスポットです。天然の釣り堀があり、釣った魚をフライや塩焼きにして食べることもできます。また磯遊びや展望台、柿小屋などもあり観光やグルメが満喫できます。
住所 | 宮崎県串間市高松1481-3 |
電話番号 | 0987-27-3939 |
志布志鉄道記念公園
志布志鉄道記念公園は、1987年に廃止になった大隅・志布志線のターミナル駅を公園として整備した施設です。園内にはかつて使われていた鉄道車両や実物のC58蒸気機関車を展示していて、鉄道ファンや子供たちにおすすめです。
冬はイルミネーションを行っていて、日中とは異なる雰囲気が楽しめます。志布志港や志布志駅にも近く、観光の途中に気軽に立ち寄れるおすすめスポットです。
住所 | 鹿児島県志布志市志布志町志布志3-24-5 |
有明町 健康ランド 蓬の郷
キャンプをした後に温泉に入りたい方におすすめのスポットが、有明町 健康ランド 蓬の郷です。湯量豊富な大浴場はグッドデザイン賞も受賞しており、リラックスできると好評です。
蓬の郷には露天風呂はありませんが、大浴場には桧風呂をはじめジェットバスやリラックス湯、電気風呂、うたせ湯などがあり、さまざまな湯船やサウナが楽しめます。
有明町はうなぎの名産地で、レストランではうなぎ料理が味わえます。ひつまぶしやセイロ蒸しなど、職人さんが1匹ずつ、丁寧に焼いたうなぎは美味しいと評判です。売店では、地元の特産品や野菜、果物などを販売していて、お土産選びにもおすすめです。
住所 | 鹿児島県志布志市有明町蓬原351-3 |
電話番号 | 099-475-2626 |
くにの松原キャンプ場へ行ってみよう
鹿児島の人気キャンプ場、くにの松原キャンプ場について、施設情報やアクセス方法、予約方法、口コミなどをご紹介しました。くにの松原キャンプ場は松林の中にある自然豊かなキャンプ場で、きれいに整備されているため使いやすいという口コミが多く寄せられています。
利用料金が安いのが魅力で、リピーターも多く、鹿児島の中でもおすすめのキャンプ場の一つとなっています。くにの松原キャンプ場で、キャンプやデイキャンプを楽しんでください。
